2011年7月20日水曜日
蝉と そして私。
今朝、賑やかな蝉の声を聞きました。
脱け殻は目にしていたので
気付かなかっただけかもしれませんが
我が家の庭の蝉の声は今日が初ではないかと思います。
この風の強い日に。
この灰色の空の日に。
今日は台風が来るというのに。
深い青、輝く白い雲、強い日差しの下でなかった蝉たちは
こんなはずではなかったとがっかりしたのでしょうか。
生まれ出た強さの中では、そんなことは大した問題ではないのでしょうね、
きっと。
人間の私はそんなことを思いながら、
そして、
殻に閉じこもったまま抜け出せなかった蝉を地面で目にすると
心がしんとなって
せめて、できるだけ空に近い場所
できるだけ平和な木の葉陰にいて欲しいと切実に感じます。
昨年も同じ気持ちにはなったけれど
それでもどうしても触れなかったのに
今年は、そうせずにはおれません。
何だかそのぉ、妙な歳になっちゃったんじゃないかなと思います。
2011年7月13日水曜日
それでもやっぱり旅に出させて
旅に出なくても良い程度にならんもんかと
往生際の悪い私はジタバタバタンとなりながら
別の美容室へと行って来た。
「 短いですねぇ。 でも中途半端に長い部分を
切ってしまった方が扱いやすくなると思いますよ。
後は伸びるのを待ちましょう。 」
ということで、その中途半端に長い部分を
また切ってもらった。
幼い頃からずっと切らずにいた長い髪を
初めて切った小学生以来の短い髪だ。
小学生みたいでいて、おばあちゃんみたいな短い髪だ。
頭にへばりついた元気なタコみたいな私の髪は
イチゴのへたのようになった。
2011年7月12日火曜日
イメチェン失敗
イメチェンと言ったって、定かなイメージが
そもそも私にあるのかと言われると…
…ない。
イメージがないのにチェンジもないものだが
要するに失敗だということは定かである。
バッサリと切られ、床になす術もなく
散らばっていた私の髪を
あのようにな目に合わせるのではなかったのだ。
私以外にこの髪がどのような状態であっても
さほど気になる人はいないだろうし、
いつかは伸びるものだということは
わかってはいる。
それでも、私は旅に出たい。
2011年7月7日木曜日
似た者同士の犬と私。
出勤の車の中。
助手席の犬を見るといい笑顔だった。
いい笑顔なのに上瞼に蚊がとまっていた。
こんなに可愛い笑顔でいるうちのコに、
卑怯な場所を。
許さん!と思った。
場所が場所だけにバシッとも叩けないので、
飛ばせてからバシッとしてやろうと思っていたのに、
思えば飛ばせた余裕がもう負けを決めていた。
案の定バシッどころか、
離陸する飛行機を眺めるように
ただ見送っただけだった。
見送られた蚊はもう手の届く所にはいなかった。
見つめる犬に視線を戻し
「 笑ってるのはいいけど
蚊がとまっていたことに少しは気がつきませんでしたかっ?! 」
聞くしりから、私の上瞼は痒かった。
2011年7月6日水曜日
今日の犬と私の関係。
今日、送迎から店に戻ると
いつも助手席に乗っている犬が
今日はお留守番させられたのが気に入らなかったらしく
スタッフに聞いても、催促の声一つ出すことなく
大小ペアでトイレを済ませておられた。
自分の敷物の近くであり、
私の机の近くでもある場所で・・・。
私は 「 あっ 」 にもならない あっしか出なかった。
ソファーの長椅子の肘掛に片肘をのせ
横座りした両足はソファーの上
軽く手を重ねるようにしたかのような
雰囲気を醸し出しながら
帰った途端に小さくあっみたいなことしか言えなかった私に
「 あなたはどこに行っていたのかしら? 」
と犬は言った。
「 ごめんなさい。 すぐに掃除しますから。 」
と言う私に
「 そうね。 そうして頂きたいものだわ。 」
と犬は言った。
これはノンフィクションです。
2011年7月5日火曜日
おばちゃんかな?
タイトルの おばちゃんかな? は従妹が私に聞いたのです。
何でも、電車に乗っていた時に隣りに座っていた若い女の子が
本格的にお化粧をしだし、
肘がしょっ中従妹に当たるのにも関わらず
全く気にもかけずにお化粧に没頭していたようで
従妹と反対側の座席を見ると十分なスペースが空いていて
当たらないように座る位置をずらすこともしないまま
何度も何度も突つかれるのに
とうとう我慢出来ずに言ったそうです
「 もう少しそちらに寄ってもらえませんか? 」 ではありません。
そんな言い方をするから、自分でおばちゃんかなと問うことになったのです。
一言 「 当たらんようにしいよ。 」 だったそうです。
びっくりするやらおかしいやらです。
「 言ったん? 」
「 うん、言った。」 ときっぱりです。
そして、「 だって限界超えたんやもん 」と言いました。
でも、自分がおばちゃんになっていたことがイヤなのでした。
「 おばちゃんやと思う? 」 とまた聞かれました。
否定して欲しいに違いなく、否定以外に何が彼女を救うのでしょう?
だから・・・
「 ううん、大阪のおばちゃんやったらこう言うよ。
おばちゃんの若い頃やったら、電車の中で化粧なんか考えられへんわ。
そんなみっともないこと、ほんとにもう・・・ってね 。」
従妹は 「そうよねぇ。」 と言いました。
「 今度また同じことがあったら、そんなみっともないこと…と言いながら
自分のバッグから、おにぎり出して食べるというのどう?」 と言ってしまいました。
良かった。
従妹も笑っていました。
うなずきながら笑っていました。
明日からバッグにおにぎりインかもしれません。
こんな場合、怒っていないにもかかわらず
「 アホ言いな! 」 って大阪のおばちゃんは
本気で怒ってるか怒ってないかわからない感じで言うんですよ。
従妹はまだ片足ともう一方の足首までしか
おばちゃんの領域に踏み込んでいないようです。
供血犬
友人の家のコが緊急に輸血が必要になるという事態が
起こりました。
そのコは柴犬でした。
20kg程の体重がある6才未満のコが望ましい…となると…
本当に難しかったのです。
必死でした。
時間がありませんでした。
そして、バーニーズのバニラちゃんのお陰で
無事に輸血をすることができました。
シェパードのロンちゃんも次に控えてくれました。
京都からも駆けつけてくれました。
大切に思う気持ちは誰もが共通の思いであって
うちのコ、よそのコを分け隔てすることのない
犬を愛する人の心に触れることのできた
とても貴重な経験でした。
黒ラブのカームを想いました。
カームも輸血が必要になったコでした。
一度の輸血の後、次に適合するコが見付からず、
苦しい呼吸の中、亡くなってしまいました。
心の優しい、愛情に溢れた素晴らしい犬でした。
あんなに苦しい最期を迎えなければならないような犬では
決して、決してないのです。
こんな事態に直面した時に
助け合える体制をどうにかとれないものだろうか?
そんなことばかり考えていました。
何回もの輸血で容体が安定したコもいるのですから。
できないことではないと思います。
できないことではなかったのは今回実証されました。
小さな輪ではありますが、それでも助けることができるのです。
一度も会ったことのない犬ですが
そんなことは問題にされませんでした。
ただ助かって欲しいと願う、その心だけです。
遠くにいるコもその近くに誰かがいます。
「ここに今輸血が必要なコがいます。」
その情報さえ伝われば
きっと、そのコには大きな可能性が生まれるのではないでしょうか?
何市 何病院 何kg位の供血犬 緊急を要す!
情報網が必要だと思いませんか?
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