2013年2月2日土曜日

ぬいぐるみ


果物ならば、熟し過ぎて木からボタッと落ちてしまうような
そんな年齢になってしまった。

カミングアウト的に言うと
その上で、未だにぬいぐるみが好きだ。

客観的にみて気持ち悪いと思っている。

同じような年格好の人がぬいぐるみを見るなり抱くなりして
「 カワイイ 」とか言ってたら…と想像すると、イヤだ。

イヤだけれど、そんな風に熟して落ちてしまったのだから仕方がない。

ただでさえ好きなのに、
そんな私はフランケンウィニーを観て、スパーキーを買いまくった。
そう、買いまくったのだ。

何故ならスパーキーは事故死した後、生き返ったから。
私にとっては叶うことのない願いの象徴だからだ。

昔にペットセメタリーを読み、
そして映画も観ていた私には
あんなゾンビみたいなのではなく、
生きていた時と少しも変わりがないキャラクターということが
最上級の素敵な点だった。

そして、次に来たのがテッドだ。
元からぬいぐるみではあるが、
生きて、死んで生き返った。
キャラクターもそのままに。
これもまた象徴じゃないのさ。

あゝ どうすりゃいいんだ。