2012年11月29日木曜日

月夜

昨日、陽が沈む前の時間
丁度夕焼けが綺麗な空の反対に
まだ薄い白い色の満月に近い月があって
ちょっとトクした気分、
小さな幸せを感じた。

写真を撮った時の今日の満月は
周囲に雲があって
その雲にはよく見ると何色かの光が輝いていて
しばらく見とれていた。

日本では見れないけれど
ハワイとかだと
月夜の虹、ムーンボウというのを
見ることができるらしい。
とても幸運だということだから
珍しいことなのかもしれないけれど
とても綺麗なんだろうなぁと
ハワイの海岸に思いを馳せながら
今日の満月を見ていた。
箕面のお山の中腹辺りで。

子供の頃から雨の日以外は必ず月を見ている。
決め事にしている訳ではないのに
自然と必ず探している。

本当は月などと呼び捨てになどしたことはない。
どうでもいいことだろうけど。

私の母の名前は月子という。
小さい頃は変な名前と思っていたが
少しずつ羨ましく思うようになった。
私の名前のつまらなさといったら
羨ましくもなるというもんだ。
これこそどうでもいいことだろうけど。

ということで
どうだ、今日は意外な一面を垣間見せれたことだろう。
どうでもいいことにもほどがあるだろうけど。




2012年11月21日水曜日

キャリアウーマンにはなれません。


今日はちょっと忙しい。
あれをしてこれをして、そうするとあれはこうで
これはこうで…
あっ、これをする前にこれをしておくと、
そう完璧。
着実に正確にチャチャっとこうして
電話してから出るとロスがでるな。
そう車に乗ってからでも十分だし、
道路の混み具合も計算して
より正確に到着時間をお伝え出来る。
ヨシ、完璧。

『 こんにちは。 Dog beside... でし。 』

でし。ってあなた、もう最悪。


2012年11月14日水曜日

ちょっと待ったぁ!! 風ワタクシゴト 大阪弁をそえて


車に乗ってて信号待ちとかしている時に
左手の車線の斜め前辺りの運転席側のドアが
いきなり開いたりすると
条件反射みたいに
いや違うな
条件反射そのものやわ。
それに私、条件反射中最速で見てしまってるんやもん。

見ん方がいいのよ、ほぼ100パーで。

別に文句言いに下りて行きはるん違うし、
うちの犬みたいに逆走して来るものも何もないんやから。

なのに、何で見んのアホちゃうかと
なんべん自分に言ってきたことか。

ちっとも治らんのよ。

絶対見てしまう。

見たらあかんのよ。

お願い、勘弁して。

重いドア開けるよりティッシュ取る方が
腕にも
道にも優しいよ。

自分の胸に聞くなり、
諭すなり
何でもいいから
ほんま、気ぃつけて。
ドアを開けてまでせなあかんの?そこのおじちゃん。

おばちゃんにおじちゃん言われるんも
イヤやろうけど アハハハ


2012年11月12日月曜日

今日、渋滞の中で…


お天気の良い日に運転していると
空を眺めることが多いせいか
思いは、遠く果てしなく広がったりするもので
行ったこともない外国の街角にいたり
髪を揺らす海辺の風も心地良く
手足の長いスレンダーな身体を椅子に沈め
一人たそがれる。
「 誰やねん それは? 」 なんて聞くような人は
そこにはいない。
ましてや大阪弁などあり得ない。

だけど、今日みたいな雨の日は
おまけに日曜日ともなれば
通りかかったこの辺りでは
ショッピングモールには長蛇の列。
何ご飯か全くわからない時間帯にもかかわらず
回転寿司にも長蛇の列。
これらの周辺で巻き込まれた渋滞の中で
考えることはお天気の良い日のそれとは大違いで
ただ私は車の中でじっとしている。
誰かがイラついて鳴らしたクラクションも
汽笛になど聞こえる筈もない。

あ~ぁ こんなんじゃ今日も帰りが遅くなりそう。

夜遅い時間になると最近やたら目立つのが
暗闇の中、携帯片手に立ち止まっている人。
案外若い女の子もいるから驚きなんだけど
驚くのはそんなことより
携帯の発する光に浮かび上がる白い顔なのだ。
通りを曲がった所で出くわすのは恐ろしく怖いのだ。

顔面を覆い隠すダースベーダーのようなサンバイザー同様
慣れることができないでいる。

怖い顔の話のついでに、この間の運転中のこと。
対向車線の女の人の顔をふと見たのだけれど
何が彼女に起きたのか
あんな怒りの表情を見たことがないくらい恐かった。
思わず、大奥のお局さまか? と
つぶやいてしまった。
咄嗟にこれは、自分ながら中々上手いことを言ったものだ。
この度、ここに発表できるチャンスに恵まれたことに
感謝しよう。

なんてことを思い出して、ふと視線を上げたら



虹だった。

大急ぎで虹好きの友達に電話しようとした矢先
スッと消えてしまった。

見たかな?友達は…
見たかな?この渋滞を同じくしている人…
そして、見てたらいいな あのお局さまも…。

渋滞だったからこそ訪れた
ほんの数秒の幸運だった。