2014年2月8日土曜日

ブログ空白の間に ( 2 〜現在 )


私には想像すら出来なかったのですが
最初に話が舞い込んで来たのは
言わば育児放棄された
3歳に満たない小さなトイプードルの男のコでした。

若い上に小さなサイズのトイプードルが放棄される。
でも、行き先が無いとは
信じ難い話ではあったのですが
それが真実であり、
そして私に一番に届いた犬の存在でした。

私でなくても……という思いは最後の最後まで離れませんでした。

だけど、いらないと言われ続けて暮らしているのだから
幸せとは言えない。
これが最初の縁のコでしょうと
我家に迎えることに決定したのです。

そして、 うぅた は やって来ました。

汚れた大きな老犬ではなく
若く小さなテディベアカットのトイプードルの男のコでした。

初対面の私に、ほんの少し警戒する様子はありましたが
程なく、ひざの上に座るようになりました。

拍子抜けする位の軽い小さな身体を抱き
不憫に思いました。
幸せにしようと思う気持ちになりました。

若く元気だということは
今までとは全然違います。

私は何の心配も不安も抱かず
楽勝とさえ言える気持ちでいたのです。

それが、いけなかった……。

楽勝と言えたのはうぅたの方で
私は苦戦を強いられることのなるのです。

闘い。
私にとっては闘いの日々の始まりでした。