2012年1月22日日曜日

弱り目に祟り目+憂き目

ぎっくり腰が徐々に良くなり
杖も必要が無くなって
ちょっとした出っ張りに頼ることも無く
自分の力だけで立ったり座ったりが出来るようになった
そんな私が風邪を引いた。
あまりの痛さに
身も心も弱っていた為
すきだらけだったに違いない。
熱も出たのだが
咳が出た。
横になっている時の咳は
もろに、腰にくる。
案の定、朝起き上がることができずにいた。
トイレに行きたくなかったのは
不幸中の幸いだった。
くしゃみをする時には両膝に手をつくとか
どこかで支えるとか聞くので
そうはしているのだが
寝ている時の咳について
どう対処すべきか
全く良い方法が見つからない。
ただ、横向きのお腹部分に犬を寝かせて
咳の瞬間抱きしめると体勢が動きにくいかもしれない
と、うっすら思いついてはいるのだが
頼る相手がうちの犬とあっては
その瞬間、必ずどこかに行くに違いない。

弱り目に祟り目のあとで
そんな憂き目にまで会いたくは無し。
(熱あるわりにはイケテルと思うのは熱のせいね。)

2012年1月17日火曜日

お家が決まりました。

劣悪な環境にいたコたち。
足の筋肉が弱く、パッドが腫れて
可哀想なことになっていました。
でも、幸いなことに
皮膚病はなく
年齢も若かった為に
大きな問題を抱えてはいないようです。

甘えてくれる仕草が愛おしく、
幸せにならないといけないコたちです。

今日で全てのコたちのシャンプーが終わりました。

そして、お陰様でどのコにも家族が決まりました。

今までの分も
甘えさせて貰って
うんと
うんとしあわせになって貰いたいと
切に切に願うばかりです。

2012年1月15日日曜日

主婦犬

殆どの場合、私とは絶妙な距離感でいるうちの犬。
私のことを冷静に、客観的に観察し、
必要な時にはスキンシップをはかってくる。
その辺が私より上手い。
どこかに職はないものだろうか。

そして、主人が大阪に戻って来た。
帰る度に同じことの繰り返しなのだが
犬は女性に変身する。
いつものように主人の帰宅後も助手席は犬の定位置。
運転を主人にお任せすると
空いているのは後部座席のみ。
犬に代わってと言ったところで無視されるのがおち。

今回も主人にべったり寄り添った犬は
そのままの姿勢で
私の方をチラ~見する。

毎度のやらしい目。

最初、それがどういうヤキモチを焼いて欲しいのか
わからなかった。
私にもべったりして欲しいと言わせたいともとれたのだが
今となっては明々白々。
私がどうのこうのなんて全然眼中にない。

はいはい、あなたの旦那様でございますとも。

そうそうお仕事、
主婦のお仕事、頑張って下さいなオ・ク・サ・マ。

2012年1月14日土曜日

びっくりの挙句の願いごと。

メイちゃんをお迎えに行って車を停めたら、
男の人とお散歩している柴犬くんが通りかかった。

目が会ったので柴犬くんにニコッ。

すると、「 腰は治った? 」と声をかけられた。

いくら何だって、声の主は男の人よ。

一瞬、何で知ってはるのかとびっくりした。

この界隈でひょっとして私、有名人になってるぅ~?

真っ先に思うことがこんなんですよ私。

次に浮かんだのが
すごい格好して歩いていたところの目撃者説。

冷静にそこに落ち着かせようとしていた矢先、
ココちゃんちのお父さんだとわかった。

目撃者にしても、私を見覚えているかっていう話で
冷静でもなんでもない。
しかし、想像を膨らませていた私にとっては
呆気ないとも言える幕切れだった。

ぎっくり腰もさることながら
一瞬にせよ一気に有名人説を浮上させ、
自意識過剰を極めた私が
恥ずかしいことこの上ない。

「 あ~っ! ご迷惑をおかけしました。
お陰様で大分良くなりました。
あっ、今年も宜しくお願い致します。」

「 それは良かった。気をつけて。こちらこそよろしく 」
と仰って頂き、通り過ぎて行かれた。

本日、初対面の柴犬くんはというと
しばらくしてやっぱり振り返った。
その顔
見透かされてる感じがする………。(ーー;)

びっくり顏に妙な自慢気が混ざってはいませんように。
そして何卒、お父さんに見透かされていませんように。

心ならずもこれが、今年初の私のお願いごとになりました。

もっと違うのいっぱいあるのに…。

犬のガシガシ

ガシガシとは寝床の毛布を
あーでもないこーでもないと
あっちこっちに動かしている時の音です。

私は見るからにして寝心地良さそうに
すっきりこの上ない状態で
さっ どうぞとベッドメーキングをしているわけです。
その愛情も虚しく
一瞬のうちにグチャグチャにして
このグチャグチャは違う
あ~このグチャグチャも違うと
ガシガシとかき回し
伸ばしたり折り返したり
ガシガシガシガシした挙句
ようやくのこと満足して寝転がる。
グチャグチャ加減のどこに
満足の完成形があるのかわからない。

しかしまぁ、美意識最低の犬だ。
見るからにして気持ち悪い。
あんなグチャグチャ。
あーいやいや、私はあんなの絶対イヤ。

えっ、どこで寝るの?
結局、何の為のガシガシやったん?

反抗期なん?

2012年1月12日木曜日

変な食べ方。

まだ一度も話題にしたことがないと思うのですが
うちの犬はフードの食べ方にこだわりというか
流儀というものがあります。

フード自体は普通のドライフードで
大きさは中粒です。
そしてそれをざざっと食器に入れている私には
何のこだわりもありません。

そもそも、犬の変な食べ方に気が付いたのは
一切顔を上げずに一心不乱に食べているようで
隙間から見えるフードの量が減っているように見えなかったのが
きっかけです。
それでも全く顔を上げずに口が動いているようなので
奇妙に思って、よくよく観察してみると
フードを口に入れ
拾った反対側の部分に吐き出しているのです。
黙々と少しずつくわえては吐き出す。
そんな風にしてから既にしばらく経っているので
食器にはフードが高く盛られた部分と
もう食器の底が見える部分に分かれていて、
そうこうしている間に半分は底が
見えてくるようになっていました。

これが済むとようやくお食事タイムです。
今度は盛られた所から底の見えている部分に
少しずつフードを崩し、
そして一粒ずつ食べるということをしています。

一粒ずつ食べる為には
周囲に他のフードがあれば邪魔ということです。

案外今までにもそういうコはいましたが
大抵の場合食器の外、床に2、3粒ポロリと吐き出す
というようなことをしていました。

フードも床も汚れないというのは
私にも犬にもお互いに良い選択がなされているわけですが
とにかく、まどろっこしいというのか
よく考えてみれば
ある意味、床に落とすよりも汚いということに
なっているわけです。

それで、一旦食器を斜めにして
フードを片側に寄せてから
あげるようにしているのですが
そうしたら、それはそれで
また厄介なこだわりができてしまいました。

しばらく食器を覗き込み
確実にどのフードを口に入れるか決めてから
食べるという最初の儀式が増えたのです。
それも一歩下がった所に座り、
しゃんとした背筋のままフードを見つめ
そしてそれからググっと頭を下げて
一粒のフードを決めるのに約10秒はかかります。

そんなにして、ようやく決めれたフードを
苦労しながら何度も顔の角度を変えてはそっとくわえ、
またしてようやく底の部分に置いてから食します。
後はどのフードでもいいのです。
とにかく最初が肝心らしいのです。

と言っても、決めたフードのとなりのフードってことも
あるのかもしれませんが
本人驚くほど真剣ですし、
間違いなどないってこともあるのかもです。

しかしまぁ
何であんな張り詰めた雰囲気が出せるのかってことです。
そこが妙に羨ましいんですけど。

家族求む。

ニュースで取り上げられることのある
劣悪な環境にいる犬たち。
いわゆる繁殖目的のみ、
感情などないような扱い方をされている
そんな犬たちがいます。
救出されたコたちを
家族に迎えて下さる方を探しています。

人間と暮らすこととは、
普通に生活することとは、
胸に抱かれる温かさとは
地面を歩くということとは
暖かいベッドとは
愛情とは
どれ一つとして
何一つとして
知らないコたちを
幸せにしてあげたいと思われる方
家族に迎えようと思われる方を探しています。


詳細はお問い合わせ下さい。

2012年1月9日月曜日

トイレに付き合っている時間

おかしなタイトルですが
どういうことかというと私が犬のトイレ、
散歩ではなく犬のトイレに要する時間、
一体どの程度お付き合いしているかという時間です。
はい、今日はヒマにしております。

おおよそではありますが
ざっと計算すると
少なく見積もっても
年間に一週間は排泄待ちをしておりました。
これは最近のことで
大家族であった全盛期、
そしてホテルでお預かりの多い時代を考えると
三週間にはなっていたのではないかと思います。

勿論、これだけの時間を付き合ってきた私ですから
それはもうベテランの域に達しておりまして
どう促せば良いのか、
どういう足場が好みなのか、
視線の合わせ具合から、
どう始末するのかまで
研究に研究を重ね、
大したところまでああしてこうなっているわけです。

《犬の性格と排泄との関係性及びライフスタイルからの考察》
いよいよです。
いよいよああしてこうなって、うっわぁ~~~
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

2012年1月8日日曜日

危機的状況

カラスが鳴いている。
けたたましく鳴いている。
妙にけたたましいものだから
声の主が何処にいて
何をそんなに鳴く必要があるのだろうと
見上げてみると
近くの電柱にカラスはいた。
大騒ぎの原因はどうやら
その電柱からさほど遠くない電線にいる小鳥らしい。
スズメではない。
大きさも形も何だかちょっと違う。
セキセイインコだ。
うっわ 狙ってるってこと?
ドキドキしだした私をよそに
当のインコはそれが恐ろしい相手で
どんな運命が待ち構えているとも知らないで
楽しそうに飛びまわっている。

ハラハラ見つめる私の首の角度は約60度。
自然口が開かないとしたらおかしいだろう。

結局、インコのことをどう思ったのか
カラスは何処かへ飛んでいった。
カラスの視界に私が入っていたのだろうか。

どこかのお家から
出てしまったのだろうインコのことを考えると
ここは一つ家に来ないかと
そんなつもりで高く腕を伸ばしてみた。
勿論、ここに舞い降りておいでというつもりだ。

仁王立ちのおばさんが60度上向き、口半開きで腕を高く上げている。
そんな私を近くで見つめる子供がいた。
子供も60度上向き、口半開き。
子供に視線を向けると
子供の目には様々な感情が渦巻いているようだった。
子供に怪しいものではないと証明するつもりで
ほらインコがねっと指差す先では
すでに電線だけが揺れていた。

子供は走り去った。

危機的状況なのは私だけ。

2012年1月7日土曜日

一年の計は元旦に無しということで…

祖母と一緒に暮らしていた私は
古くからの風習を子供なりに大切にしてきた。
母もしっかりと受け継いでいる人だったので
祖母亡き後も変わることはなかった。
母の後を引き継ぎ、同じように頑張っていたものの
仕事との両立は私には至難の技で
こと年末年始にいたっては
悲惨、悲壮のなにものでもない。

思えば除夜の鐘の中、
新しい年を迎えたと同時に
新しい人間に生まれ変わることができると信じ
一から始めるつもりで心清らかな言動を
心掛けていた。
歳をとる度にどんどん新しい私期間は短縮され
今となっては
どうにもこうにも
どうあがこうと新しい私など
イリュージョンなみにあっという間に消滅する。
もってせいぜい三ヶ日。

そして今年。
とうとう年明けの瞬間も
元旦の朝も
一瞬たりとも新しい私は存在しなかった。

このぎっくり腰とどう折り合いをつけて
仕事をこなしていくかに全神経をもっていかれた私の
一年の計が元旦にあるならば
どう起き上がるかが最大のテーマ。

しかし、何か妙に説得力あるのよね。

2012年1月5日木曜日

求ム 友達

コインパーキングを出る時に
駐車券を指示された通りに入れたら
この駐車券は使えませんと
はっきりきっぱり機械に言われた。
びっくりだ。
使えないわけがない。
だってこの駐車券は向こう側の仲間の機械が
私にくれたものに間違いないもの。
ウソーッ だってこれくれたやんと言いながら
もう一度入れてみると
さっきのことは無かったかのように
サービス券か表示されている金額云々と
使えないと言ったことなど無かったかのように
先を急ぐ。
ほら、でしょう?
ごめんなさいでしょう?
と言ったら、
助手席にいた従妹が
私は機械とは喋れへんわ。と言う。
機械でそんなやったら人だとすごい文句言うの?
なんて聞いてくる。
人だったら、せいぜいびっくりしたくらいしか言わないと思う。
と答え、
機械が何であんなミスする?とか言ったけど
確かに私、コインパーキングの声とか
機械から発せられる声に
正直応えることが多い気がする。
はい、有難う。とか
わかってるから何回も言わんといて。とか
声が大きい。とか
はいはいわかっていますって。とか

これって、ちょっとどうよ?の感じ?


友達………つくろ……………………(^_^;)

2012年1月3日火曜日

再認識

二度目のぎっくり腰の翌日から
私の相棒犬ディーフは家でお留守番を
余儀なくされている。
ただ事でない空気を察知したのか
単に私の動きがキモコワイのか
身体の上に倒れこんでも嫌な顔一つせずに
もたれさせてくれる。
本当は優しいコなんだ。
小声でさえ、何か言うとすぐに従ってくれる。
本当は聞こえていたんだ。
家に帰ると公表するのははばかられるような
イタズラをしている。
本当はいくつになるんだ。

こうして出会って初めて
別々の所で呼吸して
再認識したことは
本当に変わった犬だということだ。
再認識にはふさわしくない
決定事項の強化に過ぎないけど。

ただ助手席がやたら広く
そのせいで車自体が大きく
空気も多いような
そんな気がする。
でもそれは不必要な空間だ。
空間は小さい方がいい。
空気も薄くていい。
何より私を見つめる不満そうな視線と
何かを確認するかのようなたまの温もりも
無いと私は自由過ぎる。
なんかフワフワして心許無い。
これは認識でも再認識でも何でもないけど。

再認識…
大きな存在
大切
私の中心
まったくもって 変な犬。

2012年1月2日月曜日

迎春

新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。


昨年、通常の仕事の合間に準備して参りました新しい試みがございます。
今春いよいよスタート出来るまでにこぎつけました。
人と犬。
本当の家族として
大切な場面に犬も共にあることが自然なのではないか。
そして、思いを形にすることができました。
これを広く認めて頂けますよう
始動致します。

詳細は近日、発表させて頂きます。


ということで
お正月なものでかしこまりましたが
出来上がったパンフレットをここで発表させて頂くのに
どう操作すれば良いかがわからないーーー。
ということで
近日という常套句を使わせて頂いた次第です。

こんな、情けない状態×2 の私が何なんですが

穏やかに健やかに過ごせる一年でありますよう
心よりお祈り申し上げます。