2012年1月7日土曜日

一年の計は元旦に無しということで…

祖母と一緒に暮らしていた私は
古くからの風習を子供なりに大切にしてきた。
母もしっかりと受け継いでいる人だったので
祖母亡き後も変わることはなかった。
母の後を引き継ぎ、同じように頑張っていたものの
仕事との両立は私には至難の技で
こと年末年始にいたっては
悲惨、悲壮のなにものでもない。

思えば除夜の鐘の中、
新しい年を迎えたと同時に
新しい人間に生まれ変わることができると信じ
一から始めるつもりで心清らかな言動を
心掛けていた。
歳をとる度にどんどん新しい私期間は短縮され
今となっては
どうにもこうにも
どうあがこうと新しい私など
イリュージョンなみにあっという間に消滅する。
もってせいぜい三ヶ日。

そして今年。
とうとう年明けの瞬間も
元旦の朝も
一瞬たりとも新しい私は存在しなかった。

このぎっくり腰とどう折り合いをつけて
仕事をこなしていくかに全神経をもっていかれた私の
一年の計が元旦にあるならば
どう起き上がるかが最大のテーマ。

しかし、何か妙に説得力あるのよね。

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