2011年6月13日月曜日

犬との会話

                                                      うちの犬は最近、耳が遠くなってきたようだ。
年齢的には仕方ないのかもしれないが
うちに来た時には、既に渋い大人だったのを
何年経っても年齢に足し算することなく、渋いままにしていた。

耳が遠くなったのは恐らく間違いはないと思うのだけれど
その度合いが定まらない。
好意的に考えると、音の周波数とかの違いで
聞こえたり聞こえなかったりがあるようだが
本当にかなりの好意的な意見であって
殆どの場合、犬の気持ちひとつのさじ加減ではないだろうか。
さじも基本私用の1つなような気がする。

百歩譲って、本当に聞こえないとしても
テレパシーとかの何らかの力で
通じても良さそうだと思うのだが
一切通じなくても、犬は寂しくないのだろうか?
私は寂しい。

それでも時々は何も言わなくても、何でも理解している動きをみせる。

結局のところ、対私に関しては、犬のさじ加減なのだろう。
1本の私用のさじ。
小さな小さな、耳かきみたいな私用のさじ。
                                                            

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