2012年2月5日日曜日

強制給餌

この度は日本猫の又三郎くん。
どうやらストレスが原因で体調を崩しました。

車のボンネットの中で発見され、
へその緒もまだ生々しい産まれて数時間後には
私の手の平にいた又三郎くん。
思えば子猫の時もカテーテルでミルクをあげて育てました。
あれから早いもので、もう13年になります。
病気どころか下痢一つしなかったのに
初めての体調不良です。

どうやら三週間近く同じくお留守番だった犬が
ずっと一緒にいたことがストレスだったのか
ずっと一緒だった犬が出勤するようになって
お留守番が一人になったことがストレスだったのかはわかりませんし、
カレはカレなりに、もっと哲学的な悩みから
ストレスに陥ったのだと主張するかもしれませんが
体調がイマイチの食欲皆無に陥ったのでした。

最悪なことに、私の方の不調と重なったために
可哀想なことにカレは4日ほどの入院となり、
屈辱的悲壮感を漂わせながら、
胃まで延びたカテーテルを鼻から入れた状態で
帰って来ました。
それから1週間程
この鼻のチューブから流動食やお水をポンプで入れていたのですが
昨晩サークルに顔面を押し付けてスリスリしていて
その結果抜け気味となったカテーテルとも
エリザベスカラーとも決別するに至りました。

あれやこれやの食事にもあまり興味を示さない為
まだ時期は早いのではないかと不安だった私を尻目に
いかにも病猫であったはずのカレが
瞬間的に、変身とも進化とも脱皮とも言える位に
グレムリン猫に変貌したのでした。

あぁ 又三郎くん。
あの穏やかだった又三郎くん。
鼻からチューブがスルッと抜けた瞬間
一体キミは何を思ったのだろうか?

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