2012年3月25日日曜日

客観的に自分を見て。

恐ろしい。
おぞましい。

体重計に表示された数字に
数字並べ以上の意味を与えず、
鏡に映る自分の顔は
輪郭より内しか見ず、
窮屈になった服は
縮んだのだと布のせいにし、
姿見は仕舞い込み、
お店のガラスに映りそうになった全体像には
マッハで目を伏せ、
不意打ちで間に合わなかった時には
咄嗟に頭のてっぺんか足元に焦点を定め、
知らん顔して生き延びて来た私。

例の RICフェスタの模様の画像に写る自分の姿に
あ~私は終わっていると自覚した。

さすがに正面から見た自分がどんなだかは
薄々感じてはいたものの
横からは…… 絶句。
あれはない。

あの厚みのあるボディー。
前にも後ろにも、人が入っていたとしても自然、
全然おかしくない。
おかしいのはむしろ、私一人分だという方だ。

私一人であの厚み。

この期に及んでも
この厚みとは言わない。
言えない。
言わせない。


オーイ、遠藤さ~ん。
あなたがいつか言っていた
日本のお袋像に
きっとなれるわ私。

いえ、楽勝でなってしまったわ私。

0 件のコメント:

コメントを投稿