2012年3月28日水曜日

良いコ時々困ったコ

良いコと
困ったコ以外に
良いコ時々困ったコと
困ったコ時々良いコがいると思う。

後何々もあれば一時何々もあるだろうけど
後に悪くなるのも
一時悪くなるのも
納得させられる理由がありそうだ。

しかし、時々というのに関して言えば
理由がある時もあるが
無い時がとても多い。
気分的なものだとか
何かのスイッチがあるかのように
急にオンされてしまうことだってある。
うちの犬を見ていてそう感じる。

まぁ、勿論良いも悪いも人間サイドの基準であって
犬サイドでは全然違う評価があるのかもしれない。
落ち着きの無い様子や大声や
あり得ないものを口にしたりするのも
犬サイドでは何てカッコいい
憧れの振る舞いということだって
あるかもしれない。
あるだろう。

しかし、人間サイドでの評価でいくと
良いコが時々困ったコになるのと
困ったコが時々良いコになるのとではどちらが良いか
助手席にいる前者の犬を見て考えていた。

殆どの時間を良いコで過ごしてくれる方が
絶対に生活はラクだと思うし、
私もそこらへんは感謝している。
しかし、時々するあり得ない行為に
一体キミは何を考えているんだと落胆する。
犬は大きなマイナスポイントを獲得することになる。

それがこの反対で
普段困ったコが時々良いコになると
やればできるコと期待が膨らむ。
将来性をも加算したプラスポイントになる。

と、こんな感じで考えていて
気が付くと犬と見つめ合っていたようだ。

『 じゃ、後者に変えよか? 』と軽い調子で
犬の目が言った。

「 いえ前者で 」
不覚にも即答してしまった私の目。

素早く目をそらしたものの
それ以上のスピードで
『 そらそやろ 』と犬は言った。

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