2011年2月16日水曜日

アレックスと私

                                                                          
「 アレックスと私 」  という本を昨夜買いました。
本屋さんで目にし、手に取ってそのまま胸に抱きました。

帯の表に
2007年9月、アレックスという名の天才ヨウム(オウム科)が
31歳の若さで亡くなった。
「鳥は 思考して話す」という驚愕の事実を証明してー。

これは女性科学者と鳥の、愛と苦悩と発見の記録である。

帯の裏に
アレックスの脳はくるみの殻ほどの大きさだ。
ペパーバーグ博士がアレックスとはじめて会った頃、鳥が人間のように考えて言葉を話すとは誰も信じていなかった。
しかしアレックスは バードブレイン という世界中の思い込みを覆した。
アレックスは足し算ができたし、モノの大きさや色や形を正確に理解していた。
それ以上に、科学とは無関係のところで、2人は感情的に結びついていた。
アレックスは博士が留守をすると寂しがった。
アレックスは博士が他のヨウムや人間と親しくすると嫉妬した。
アレックスはテストに飽きるとサボることもあったし、博士をからかったりもした。

30年にわたる2人の絆と冒険談は、「優れた科学的業績」だけでない、
大切な何かを私たちに教えてくれたー。

と書いてありました。


正確にいうと、科学の部分で興味をもったのでは無いのです。
それがいくら科学的に驚くようなことでも、
動物の心という部分で考えると、ちっとも驚くことではないと思っているから。
単純に31年という時の中で、どんな風に一緒だったのだろうと思いました。
犬や猫なら、どんなに長くても20年、しかもごく僅かにしか叶いません。
31年の時を一緒にいることがどういうことで
そしてその後お別れすることがどういうことか知りたくなりました。

            
     そして何より、心が捕われてしまったのが この文字です。

              
         「マタネ。愛シテル」 それが最期の言葉だった  

               
「 マタネ。 」 って・・・・・ 私たちと同じようにあのコたちもやっぱり言ってるんです。
         
              あのコたちが「マタネ」って言い
                私たちも「またね」と言い
          だから 約束は守らなければいけないって思います。
 

                                                                                                                        

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