2012年4月18日水曜日

寒川猫持歌集 「 猫とみれんと 」


お気に入りの一冊です。

ドッキリするような恋の歌もあります。
とっても可笑しいお医者さんネタもありますが
ここはやっぱり、猫の歌を紹介します。

もみじ饅頭一個くわえて走ってるあの縞縞がうちの猫です

尻舐めた舌でわが口舐める猫好意謝するに余りあれども

私は好きですがもっと汚いのもあります。
書きたい…けど書けません。

いや、自分をさらけ出す勇気を持ちたいと思います。
勇気を持って書いてしまいます。

前足を掻く爪音に目覚めたら湯槽の中でうんちしとった

(。-_-。)他者(ヒト)の歌勝手に紹介したあげくお粗末でしたとここは言っとこ



この歌に登場しているニャン吉くん。
20年一緒に暮らし、亡くされた時の歌があります。

あまりにもまっすぐで胸を突き刺された感じでした。

こんな短い歌なのに、私のあの日を
これ以上には表現できないのではないかと思うのです。

心の奥底にしまいこんでる気持ちを
表現してもらったような特別な歌です。


赤い日が仏陀よ海に落ちましたわたしの猫が今死にました

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