動物病院にいた頃にミッキーに出会いました。
ミッキーは、今ではあまり見かけなくなった
スタンダードのダックスの男のコでした。
9ヶ月くらいになっていました。
耳の先っぽが、もう一方より短くなっていました。
ミッキーが、自分で噛んで無くしたのです。
ストレスによるものだったようです。
その時点で元いたペットショップに戻り、
そして病院に来たのです。
ミッキーは幼い仔犬の時ではなく、
ちょっとしっかりし気味の仔犬の時にペットショップから
一般家庭に販売されたそうです。
数か月後にミッキーはショップの方に返されてきました。
ワンワンうるさいが返された理由です。
うるさくなったのには理由があるはずですが
本当にワンワンよくいうコになってしまって戻って来たらしいのです。
そこを別のお家の人が気に入り、
うるさいくらいが番犬にはいいと貰われていったそうです。
ところが、ところがミッキーはまたも帰って来たというのです。
今度は一切吠えることがなく、静かすぎるというのです。
そして耳が短くなっていました。
ミッキーは後に、私の義姉の家のコになり、
うるさくも静か過ぎることもない
ごく普通のコのまま、おじいちゃんになりました。
辛い時期があったことはミッキーにとって不幸なことなのですが
ミッキーはそんなことを微塵も感じさせない
毎日がとても陽気なハッピー気分のコで
耳が短いのも、
食いしん坊だからって、笑ってるようにしか見えませんでした。
問題は概ね、人間の方にあるものです。
やっぱりね・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿