カバチというお友達のいる男の子。
先日お家の前で出会った。
私がカバチのことを興味津々聞くのが嬉しいらしく
「 また、お話してあげないといけないね 」 と言っていたらしい。
それを聞いたものだから
「 また、カバチのお話をきかせてね バイバイ 」 と言ってお店に向かおうとした。
その時、男の子は手をピストルの形にしてもう一方の手で支え
確かに手の先は私に向けられていたように思う。
既に何歩か遠ざかっていた私は
背後でお家の人の大きな声を聞いた。
「 撃ったらあかんっ!! 」
多分、私は撃たれたのだろうと思う。
お決まりのリアクションをするか迷ったけれど
するには少し離れすぎていて
そこだけ人に見られてしまい、ちょっとした近所の有名人になる
可能性があるので止めておいた。
「 撃ったらあかん 」 と守られたことがおかしくて、
数日は思い出す度に笑いがこみあげてきた。
だけど、よく考えると
それも教育なのかもしれない。
だとすると、撃たれたリアクションはしなくて正解だったのだろう。
そして、だとすると、
「 もうカバチの話なんか聞いてあげへんからっ! 」 って半分泣きながら
怒るべきだったのだろう。
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