お店の近所の男の子に私は船長と呼ばれている。
私の人生で船長と呼ばれることなんて絶対に無かったはずだ。
船長ごっこだってしたことはない。
だからと言って、「 実はおばちゃん、船長さんなんよ。だから、そう呼んでね。 」
なんて頼み込んだりしていないけれど
船上で舵を取る船長姿の自分を想像してしまうアホな私は
船長と呼ばれるのがとても楽しい。
でも、残念なことに、それも長くてあと2ヶ月位のことだと思う。
成長は早いものだ。
幼児特有の舌足らずや苦手な発音が無くなれば、
私はもう二度とせんちょうとは呼ばれず、
当たり前に普通にてんちょう(店長)と呼ばれるようになるだろう。
せんちょうと呼ばれる楽しさは、
舌足らずのボクの可愛いプレゼントだと思っている。
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